辻えりか 版画リトグラフの不思議物語

版画家(リトグラフ)辻えりかの作品紹介、研究日記です。                                                                  ☆作品画像はカテゴリ Gallery- でご覧になれます☆

アーティスト・イン・レジデンス モニター in アートビレッジ・シラキノ その2


こちらは滞在部屋から見えます景色です。
学校の校庭があり、段々畑の先には海が広がっています。
一枚目は曇っているので海は見えませんが、2枚目は別の日撮影しました
美しい景色・・・






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さてさて二日目からはいよいよ始動です。


エデュケーターの池田さんに校内を案内していただき、版画工房の設備や
備品、道具などを把握。
学校の備品を最大限に無駄なく設営された工房に驚きました!


いよいよ制作に入ります。
版画工房のカワラボさん直伝の技法書でお勉強・・
流石刷りのプロ・・・私が今までやってきたやり方と全く違う!!
職人技でした・・・

初めは小さい作品を作りました。

下絵を描いて版との間に弁柄紙を挟みトレース


sirakino1c.jpg


あとはひたすらカキカキ!!

 sirakinoa4


シルク、木版工房の設営のお手伝いをしながら制作です。
学校の棚を運んだり力仕事がいっぱい。筋肉つきそう!
木版の湯浅さんがまだいらしていませんでしたので、工房のレイアウト決まるまでは
出来ることをコツコツする感じでした。
工房に必要な道具や画材を段ボールから開封してチェック・・
他の版種は学生以来だったので懐かしみながらこんなのあった!!
と当時を思い出していました。

アイロンが置いてあったのが謎でしたが、
シルクの紗張りをするときに必要だとききました。
(自分も学生時代やったはずなのに紗を引っ張りすぎて破いたことしか覚えていませんでしたw)



違う版種で、なかなか見る機会がないので勉強になりました。





アーティスト・イン・レジデンス モニターinアートビレッジ・シラキノ その3 に続く・・・



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  1. 2019/06/26(水) 12:07:18|
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アーティスト・イン・レジデンス モニター in アートビレッジ・シラキノ その1




2月末からアーティスト・イン・レジデンスモニターのため長崎県南島原市に1ヶ月間制作滞在しました。
記事にしようと思いながら慌ただしい日々が続きupできませんでした|ω・`)

かなり期間があいてしまいましたが、頭以外に記憶しようと書いていきたいと思います!

これからレジデンスをやってみたい!とお考えの方!
是非参考にして見てください。





まずはアートビレッジ・シラキノについてです。

場所は長崎県南島原市の廃校(旧白木野小学校)
廃校になった学校を活用して地域芸術活動の場として版画工房が設営されました!!

銅版画、リトグラフ、木版画、シルクスクリーン
4版種全て備えた工房です。

1階がギャラリー2階がアーティストの宿泊施設そして一番眺めの良い3階が版画工房になっています。

段々畑、棚田に囲まれ、校舎からは海が見え、海を挟んで天草地方を臨める
自然を一堂に感じることのできる場所です。

第1回のレジデンスモニターでは銅版工房、リトグラフ工房が設営され、
第2回の今回では木版画工房とシルクスクリーン工房が設営されました。

今回招聘されたのは版画家の湯浅克俊さん(木版画)東樋口徹さん(シルクスクリーン)
そして自身、辻えりか(リトグラフ)
湯浅さん東樋口さんはそれぞれ木版工房、シルクスクリーン工房を設営に、
私は前回完成したリトグラフ工房を使用するモニターとして、またお二方の元で学べる者として
招聘されました。


実はわたくし・・・アーティストインレジデンス(AIR)
を今回のことで初めて知りました汗(゚△゚;ノ)ノ

ゆえ、まさに修行のような1ヶ月を過ごすことになるのです・・・



ドキドキとワクワクと少しの不安を抱えながら東京を飛び立ちました。
東京から長期間離れるのは生涯初めて!!

移動中雪かかる富士山を見下ろす。ひたすら窓を覗き込み、あっという間に長崎空港へ




 空港からは銅版画家で、アートビレッジ・シラキノのエデュケーターである池田俊彦さんが
お出迎えして下さいました。
 道中は長崎、南島原について、土地の歴史や版画をふまえガイドをききました。
(もうこの時点で非常に興味ふかい話がいくつも!!)

シラキノにつくと滞在する部屋選びww一つの教室を二等分しての一室なので
まあ広い!!なんて贅沢!!と思いました。ベッドが2つにテーブル、ソファ、テレビ・・
現代っ子には必需なWFi環境もありますよ。

 
そして一番気になる工房がこちら!


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銅版画、リトグラフ工房です。この2版種は設営を終えて立派な工房になっていました!

ここで1ヶ月間制作します!



今回はこの辺で!!!


続きはまた近々upします!お楽しみに\(^o^)/



 

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  1. 2019/06/22(土) 23:00:00|
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☆製版実験☆





 新たな作品作りのために、試作を兼ね、とある実験をしてみました。

 
 成果を見るために、同じ絵を四つ描きました。
 トーンも揃えるためほぼ同じ密度で(めっちゃ骨折れました。何かの特訓のようwww)


実験1


実験2


実験3


実験4


実験5


実験6

こちらはsk液をかけた版
リトグラフは版を刷れるようになるまで色々な行程がありますが、
その中で、絵がコロコロ表情を変えるのが面白くて魅了されます(* ´ ▽ ` *)




そして先週刷って来たもの

実験完


画像では違いがわかりにくいですねww
四つとも製版に違いを出してみました。

結果、製版によって、インクのつき方、トーンの出具合等
差が出ることがわかりました。(間近で見ると差がわかるくらい)

同じ版でも刷りで大きく違うのは承知のところでしたが、
製版行程でも変化することを実感できたのは良かったです。


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  1. 2018/11/20(火) 12:29:55|
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